スムトコ不動産事務サポートOのブログ『陶芸教室㉗』

いい感じに戻ってきました♪（自画自賛笑）

それで今回、岐阜の教室で年に何回かやっている「還元焼成」で

本焼きをしていただける機会とちょうどタイミングが合いましたので

お願いしてみることにします。

「還元焼成」というのは窯内部の酸素を意図的に少なくすることで

焼き物の素地や釉薬に含まれる金属成分（特に鉄分）から酸素を奪い

独特の色合いや質感を生み出す焼成方法です。

空気の供給が制限され不完全燃焼に近い状態になるため、普段の教室で

行っている酸化焼成（十分な酸素を供給して焼く方法）と対照的で

作品や風合いや色を激変させる効果があるのが特徴です。

還元焼成をお願いするのは写真下の作品で、写真上の作品（模様のついてるほう）

はいつもの酸化焼成でお願いすることにしました。

で、個別に撮影するのを忘れてしまったのですが↓の写真の奥の方に

見えているのが酸化焼成でお願いする作品です（ボケてるし全貌が

分からないですよね(-_-;)）釉薬はMGグレーというマットな感じにしました。

これはこれで焼き上がりが楽しみです♪

それで本日の主役的な作品の還元焼成でお願いするほうなんですが

釉薬をかけるのを失敗してしまって、リカバリーが大変でした（Ｔ＿Ｔ）

何をしでかしたかというと、写真↓だと分かりにくいかもしれませんが

器の上下で色を変えているんですけど、最初に灰2マットという釉薬に

ドボンと器をつけ、次に水色辰砂（みずいろしんしょう）という釉薬を

上の部分だけにサッとつけるというのをやらなければいけなかったんです。。

ですが思いのほか下の方までつけてしまい、さらに時間も掛かってしまった

結果、全体的に分厚い感じになってしまいました(￣□￣；)

こちらの作品が焼きあがってくるのは少し先になります。

どんな風に色が変化するのか、すごーく楽しみです♪

さて次回は残っている粘土を使って一輪挿しに挑戦してみようかな

と思っています。